こんにちは、榊原です。
タイトル通り、昔のわたしはいわゆるノウハウコレクターでした。
新しい情報を買っては試して負け、また新しい情報を買っては試して負け・・
このループにはまっていた時期がありました。
総額にして500万円ほど使っていたと思います・・汗
それでもまったく勝てない日々。
こんなアリ地獄に陥っていたわたしでしたが、どのようにしてこのループから抜け出し、そして安定して利益を出すことができるようになったのか?
そのあたりをお話ししたいと思います。
魅力的な言葉にすぐつられていたコレクター時代
わたしが初めて投資を始めたのは2006年。
最初の頃は書籍などを参考に勉強し始めましたが、それだけでは全然勝てていませんでした。
そんな時に、ネットサーフィンをしていると、「〇〇をするだけで月利50%」というなんとも魅力的な言葉が私の目に飛び込んできました。
「これってもしかしてすごい方法なんじゃないだろうか?」
「この方法知ったら自分でも勝てるかも・・」
と思い、わたしの心はどんどんその商材の虜になっていきます。
ただ、その商材価格は5万円ほどしました。
「5万円かあ・・」
「結構高いけどどうしよう・・」
と、当時の私からすると5万円というのはかなり高い部類に入るので悩んでいましたが、「これで勝てるようになるんだったら!」と意を決して購入ボタンをクリック!
これがわたしが初めて情報商材というものを買った瞬間でした。
ちなみに、いまなら「〇〇をするだけで月利50%」なんてフレーズを見たら迷わず「これは当てにならない内容だな」とすぐわかりますが・・
当時のわたしはそんなことがわかるわけもなく、半分祈るような気持ちで購入ボタンをクリックしたことを覚えています^^;
購入してから、その商材のマニュアルを一通り読んでさっそく実践してみます。
結果から申し上げると、勝てることは勝てるのですが、反対に負ける額が多く、利益としては出ません。
勝つよりも負けが多くなり、結果的には利益としては上がっていませんでした。
「あ~あ、やっぱり利益が出なかった。使えない商材だったな・・」と利益が出せないのを商材のせいにして、また新たな商材探しを始めます。
次に目に飛び込んできたのが、「勝率99%の必勝FX法」というものでした。
「これこそわたしが待ち望んでいた方法だ!」と即買い。
マニュアルをよくよくみれば、これは損切をせず、利確ポイントだけを設定した方法、それなら確かに99%は勝てるでしょうが、たった1%の負けで資金を吹っ飛ばしてしまうという、とんでもない方法でした。
「また騙された・・、結局これも使えない・・」ということで、また商材探しの旅が始まります。
こんな感じで、わたしは次々と商材を買い込んだ時期がありました。
上記はわたしがこれまで購入したマニュアル(情報商材)のほんの一部になりますが、今まで買ってきた商材を合計すると、500万くらいほどいっているかと思います^^;
今振り返るとわたしの初期はホントにひどい投資生活を過ごしていたと思います。
(投資というよりもはやただの浪費・・)
利益が上がらなかったのは、ノウハウのせいではなく自分のせいだった!?
わたしは、「商材を買ってはまた新たな商材探しをする」、そんなことを繰り返した結果、大きな損失を出ししばらく投資から離れる時期がありました。
しかし、あるきっかけでもう一度投資を始めてみようと決意します。
その時にわたし自身、過去の自分は投資とどのように向き合っていたのか、ということを徹底的に振り返った時期がありました。
その時に出てきた結論としては「手法にだけフォーカスしていた」ということです。
要するに「投資の世界には何か特別な手法があって、それさえ習得できれば勝てることができる」と考えていたのですが、それではまったく勝てないことに気づきました。
確かに今改めてマニュアルを見返してみると、手法的には特に間違っておらず、ごくまっとうな方法が記されているものが大半でした。
(もちろん中には、そもそも中身が伴っておらず、粗悪な内容のものも存在しましたが・・)
勝てない一番の原因は、この内容を実践する側(つまり私)のメンタルや考え方が伴っていなかったからでした。
例えば、どんな手法でも勝率100%ではないので、どこかで負けるタイミングというものは必ず存在します。
ただ、その時にメンタルがブレてしまうんですね。
「次も負けたらイヤだな・・」とか、「次は勝ってくれ!」とか祈るような気持ちが沸き起こります。
そうなると、すでに冷静なトレード判断はできなくなっている状態なんですよね。
こうなってしまうと、絶対に勝ち続けることなんでできません。
この人間の心理的な部分をまったく理解せず、相場と向き合っていたことに初めて気づきました。
信頼がおけるメンター(指導者)との出会い
これまでお話ししてきたように「手法だけでは継続して勝つことはできない」ということを知った私は、「じゃあどうしたら勝てるようになるのだろう?」と考え続けました。
これまでと同じように情報商材などを買っても、結局同じことの繰り返しになると思ったのでそれは避けました。
そんな時にはじめて「投資スクール」というものを意識するようになりました。
というのもわたしは当時、何とか成功したくて自己啓発的な書籍を図書館で借りまくって読み漁っていた時期がありました。
その時によく目にしたフレーズが「メンター(指導者)を見つけること」とありました。
いわゆる自己啓発本はビジネスを前提にした内容が多いのですが、「投資でも同じことが言えるのでは?」と考え、きちんと教えてくれる先生を探すことにしました。
ただ、今回は行き当たりばったりに決めないで、まず自分の中でいくつかの基準を設けました。
・先生はきちんと顔出ししているか?
・名前を公開しているか?
・あやしくないか?誠実そうか?(これはちょっと主観的部分になりますが^^;)
・実績があるのか?
・サポートは充実しているのか?
・再現性があり、自分でも利益が上げられそうな仕組みが整っているか?
これらをしっかりと自分の中で設定して先生探しを始めました。
わたしはこれまでの失敗だらけの経験があったので、手法だけにフォーカスするのではなく、「その先生がどんな考えや価値観を持っている人なのか、きちんとお話を伺ってから入りたい」という考えが強くありました。
そのため先生にお話を伺う機会がなく(出会うことなく)スクールに入ることはしたくなかったので、必ず入る前に先生の考えや価値観などが聞ける場が用意されているところに行くようにしましした。
そういった考えだったので、そもそも先生に会うことなくいきなりスクール申し込みを促すようなところはわたしの対象外になりました。
その中で出会ったのが、今のメンター(指導者)になります。
スクールに入ったことにより劇的にわたしを変えた3つのポイント
このスクールに入ったことで、わたしが今まで学んだことがなかった3つのポイントがわたしを劇的に変えてくれたと実感しています。
メンタルの重要性
そのスクールでは、投資では手法よりもメンタルがいかに大事か、ということをこれでもか、というくらい教えてもらいました。
「人間は本来投資で負けるようにプログラミングされている」
「人間は得するより、損することを強烈に避ける」
これらは心理学の内容のごく一部になりますが、これらを知らないで投資をしていたと思うと、ゾッとします。
そりゃ勝てるわけありませんでした^^;
明確な損切ポイント
次にこのスクールで教えてもらった大きな発見が「損切位置が自分の中ではっきりしたこと」になります。
損切位置って基本的に損が確定するところなので、できれば確定させたくないのが人間の心理になります。
その時に「なぜこの位置に損切を置かないといけないのか?」という理由付けがとても大切です。
だって、その理由が理解できないと「ここに損切を設定する意味があるのかな?」と考えてしまい、損切の大切さを見失ってしまいませんか?
その点、このスクールでは明確な理由があった上で損切位置を教えていただけたので、それ以後損切位置を変えたり、なくしたりすることはなくなりました。
方向修正を随時行ってくれる
そして何より大きかったのが、メンターにより自分が進もうとしてる方向を間違えないように随時修正してくれたことです。
例えば、教えてもらったからといていきなりエントリーポイントが明確にわかるわけではなく、ある程度のトレーニングが必要です。
そういった時に、
「そのエントリーポイントは的確ではないよ」であったり、
「そのポイントは良いポイントだね!」と言ってくれたりすると、
「これで間違っていないんだ」と確認することができます。
それが自分の自信につながっていきます。
そのおかげでわたしは安定して勝つことができるようになりました。
わたしはメンターがいなかったら、今の自分は確実にないと思います。
このような経験をしているので、これから投資を始めたいと考えている人に、少しでも成功のお手伝いが出来たらと思い、このような活動をしております^^
自分自身で方向修正をするのはなかなか難しいところでもあります。
もし、投資のメンターを見つけたいと考えたら、まずあなたなりのメンターを見つけるための基準をつくってください。
そしてそこからスクールや先生探しをしていただくといいかもしれません。
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