FXでチャートを見続けていると負けてしまう2つの理由

FXで安定して利益を得たいならチャートを見てはいけない マインド

こんにちは、榊原です。

今回は、「FXで安定して勝つためにはチャートを見てはいけない」というお話をしたいと思います。

FXに対する一般的なイメージとして、チャート画面に張り付かないといけないというイメージがあります。

これは断言できますが、チャート画面を見てる時間が長いほど勝てないという傾向があります。

それはなぜなのか?

私の実体験をもとにしてお伝えしたいと思います。

 

わたしもかつては9割の負け組でした

負け組

わたし自身、一昔前は全く勝てない9割の負け組でした。

自分なりに勉強して、ある程度学んだつもりでトレードをしていましたが全然勝てませんでした。

少し勝っては大きく負け、また少し勝っては大きく負けの繰り返しでした。

いわゆる「損大利小」という典型的な負け組のパターンですね。
(利益が小さく損失を大きく出してしまうという投資用語の一種になります)

なぜそのようなことに陥ってしまうのか、自分では理解することができませんでした。

自分が理解できていない状況でトレードを行う
⇒やっぱり負けてしまう
⇒それでもわからない

こんな状況だったので、そりゃ勝てないですよね^^;
(今振り返ると知識にとぼしいため勝てないのは当然なのですが、当時のわたしはそれすらわかりませんでした)

しかし、あるタイミングを境にして利益が安定して伸びていきました。

その大きな理由が「チャートを必要最小限しか見ない」というところにありました。

 

なぜチャートを見ると負けてしまうのか

負ける

なぜかというと、「チャートを見ることにより起きる弊害がいくつかある」ということに気づいたんです。

大きく2つのポイントがあると考えています。

 

ついついエントリーしたくなる、という病

1つ目はこちらです。

チャートとにらめっこしていると、ついついエントリーしたくなる病が発症してしまうんです。

いわゆる「ポジポジ病」というトレード特有の病気ですね^^;

チャートの動きをずっと見ていると、何となく「この辺りでエントリーしたら勝てるかも」という妄想が働いてしまい、ついエントリーしてしまいます。

そして結局負けてしまう。

あとでよくよくエントリーしたポイントを見返してみると、自分が考えていたルールと全然違うところで入っていたことに気づきます。

そして「なんでこんなところで入ってしまったんだろう・・」と自己嫌悪に陥ります。

その理由がわからず、チャートとにらめっこしているわたしは、また同じように根拠のないタイミングでついエントリーしてしまう。

そして負ける・・

こんなことをわたしは2~3年ほど繰り返していました。

・・と、ここで少し考えてみてほしいのですが、わたしのさきほどの行為で、実はFXで絶対にやってはいけない行為があります。

それが何かお分かりなりますでしょうか??

 

・・・

・・・

 

 

はい、答えは「つい、何となく」という行為になります。

この「つい、何となく」という行為がFXでは致命傷になります。

何となくエントリーして勝てるほど甘くはない世界なのですが、それを知らずしてトレードしていたと思うとゾッとしますね^^;

 

損切ができないという心理的負担

チャートを見てしまうと負けるもう1つの大きな要因として、「損切ができない」が挙げれらます。

エントリーはしっかりできた、そして損切ポイントもきちんと設定した。

ここまではOKなんです。

ただ、自分の意に反して価格はどんどん逆方向に進んでいきます。

そして自分が設定している損切ポイントまで近づいていきます。

と、ここでまたあるまじき行為を犯してしまいます。

「損切ポイントを動かしてしまう」という行為です。

損切ポイントに価格が近づいてくると、悪魔のささやきが聞こえてくるんです。

「もうすぐ損失が出てしまうぞ!損失は出したくないから、こうなったら損切位置を動かしてしまえ!」と・・

あなたももうお分かりだと思いますが、この行為がもうすでに9割の負け組ですよね。

しかしながらそんなことを当時のわたしは知る由もありません。

「この辺りでもうすぐ反発するだろうから、もう少し損切位置をずらして様子を見てみよう」
という何の根拠もない理由を自分に言い聞かせて、損切位置を動かしてしまいます。

そのような根拠なんて当てにならないことは明白で、当然のごとく価格はまたどんどんと損切位置に近づいていきます。

そしてまた損切位置を動かす。

という負のループに陥ってしまいます。

それでも損切位置があるだけまだましなのですが、もっとひどいのが「損切位置をなくしてしまう」という行為です。

あらかじめお話ししておきますが、損切位置をなくすことは絶対にやめましょうね。

これだけで一気に資金を飛ばしてしまいますので。

そしてわたしが幾度となく経験していて、間違いなく後悔してしまうことになりますので^^;

 

チャートを見るのは1日10分で十分です

10分

このような経験をしてきたことにより、「何とかしてメンタルを安定させる方法はないか?」と模索し始めていきます。

その結果生み出された方法が「1日10分投資術」です。

チャートを見続けてしまうことによってメンタルが安定しない。

イコール安定した利益が出せない、ということをイヤというくらい経験してきました。

だったら逆に「チャートを見ないようにすれば利益が安定するのではないか?」という発想にいきつきます。

ここからメンタルを克服するために「最低限しかチャートを見ない」ということを徹底しました。

まず、自分が決めた時間にだけチャートを確認します。
(毎朝だいたい4~5分くらい)

その際にチャンスがきそうな通貨ペアをメモしておきます。

そしてエントリーポイントが来るまで待ちます。

エントリータイミングが来たら、
・エントリー
・損切ポイント
・利益確定ポイント

これらを同時に設定します。

はい、これで終わり。

実際には10分もかからないです。

これでもうチャートを見る必要はなくなり、ノーストレスの状態になります。

損切ポイントも利確ポイントも設定しているので、あとは自動で決済してくれるのを待つだけです。

これをすることによって利益が劇的に安定していきました。

チャートを見なくなることによって利益が上がっていく、という反比例のような相関がFXにはありますね。

ポジポジ病や損切位置を動かしてしまう、という気持ちはわたしには痛いほど理解できます。

それを克服するために確立された1日10分トレード術になります。

あなたが「チャートをずっと見てしまってポジポジ病から逃れられない」という状況であれば、1日10分投資術をのぞいてみませんか?

シンプルな投資手法、徹底された資金管理、淡々と継続するメンタル、この3つの要素の重要さに気づき、利益が安定し始める。

このトレードスタイルを投資初心者に教えたところ、わずか1カ月で安定した利益を出し始め、自身のトレードの再現性を確信する。

これを機に2021年より正しい知識を広めるべく活動を始める。

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